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4.■SK-310 日本ビクター 研秀レコード 世界のオーケストラ名曲集(全17巻)-10 昭和44年1月25日製作
*ヴォルフ=フェラーリ:「マドンナの宝石」間奏曲
*ロッシーニ:「せヴィリアの理髪師」序曲
*プッチーニ:「蝶々夫人」からハミングコーラス
*マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
*ヴェルディ:「アイーダ」大行進曲
*ヴェルディ:「椿姫」第1・3幕前奏曲
*ポンキエルリ:「ジョコンダ」時の踊り
三石精一/読売日本交響楽団
4.SK-310 日本ビクター 研秀レコード
世界のオーケストラ名曲集(全17巻)-10 昭和44年1月25日製作
*ヴォルフ=フェラーリ:「マドンナの宝石」間奏曲
*ロッシーニ:「せヴィリアの理髪師」序曲
*プッチーニ:「蝶々夫人」からハミングコーラス
*マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
*ヴェルディ:「アイーダ」大行進曲
*ヴェルディ:「椿姫」第1・3幕前奏曲
*ポンキエルリ:「ジョコンダ」時の踊り
三石精一/読売日本交響楽団
読売日本交響楽団の欠点が少し補われている。即ち、水っぽい響きにほんの少し粘りが出ているのである。曲想のせいもあろうが、マスカーニなど過不足無い表情付けによって曲の美しさを充分愉しめる。ただしオーボエの音色はやはり今一つ。
ロッシーニに於ける流れのスマートさとバランス感覚の優秀さは、流石三石という感じ。
アイーダは、テンポとリズムのよさ、そして盛り上げ方の自然さが売りの好演。ヴァイオリンからチェロまではかなり実在感があるのに、コントラバスだけ響いてこないのは何故だろう?
椿姫は少し健康的すぎる嫌いはあるが、微妙なアゴーギクの冴えは流石三石だ。ただし弦楽器全体に艶っぽさが全然足りないのは本当に魅力不足。
ジョコンダは読売日本交響楽団のよいほうが出ている佳演。チェロなど、他の指揮者の時より余程雄弁だ。コントラバスが響かないのは人数が少ないせいか?
(1991.9)
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