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174.■ULS-3066-Y テイチク株式会社 1956.12.11(田園詩曲)、1955.6.21録音
*ディーリアス:田園詩曲
* :「イルメリン」前奏曲
* :交響詩「春はじめての郭公を聞いて」
* :「フェニモアとゲルダ」間奏曲
* :楽園への道
バルビローリ/ハルレ管弦楽団 Sp:シルヴィア・フィッシャー、Br:ジェス・ウォルターズ
174.■ULS-3066-Y テイチク株式会社
*ディーリアス:田園詩曲
* :「イルメリン」前奏曲
* :交響詩「春はじめての郭公を聞いて」
* :「フェニモアとゲルダ」間奏曲
* :楽園への道
薄まった幾色ものインクが一滴づつしみをつくり、それが徐々に広がっていく。そんな茫洋とした音楽。
景色はいわゆるヨーロッパの森のようであり、田園地帯のようであり、北欧風であり、時に中国の寒村風でもある。どこか懐かしく、漂いながらまとわりつく音楽。どれも似たような雰囲気で、こうしてまとめて聴くと気持ち良い眠気を誘う。
演奏は、この音楽の特質にぴったりの名演。声の入る田園詩曲だけはやや歪みっぽい音で残念。バリトンの声質も“声楽”を感じさせ今一。
(2007年01月)
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