*レコード番号をクリック。 126.■SLC-6067
管弦楽入門は、生気に溢れた充分に曲を愉しめる名演。スクラッチノイズが少し気になる。 シンプル・シンフォニーはより一層の名演。第1楽章のテンポのみ遅めに感じたが、全て味わいのある演奏。というか、本当に曲を愉しむことができる。節度を保ちながらもタップリ歌う第3楽章など、聴きものだ。 エルガーも名演。イギリス室内管もロンドン響も、実に気持ちの良い、純音楽的な清潔感があるのがイイ。ちょっと間違うと、無味乾燥なつまらない演奏になりそうだが、ここではそんなことは一切ない。音楽する喜びに満ちている。これがブリテンの指揮者としての凄さであろうか。 |