47.■ECS582 英ECLIPSE
*シベリウス:幻想曲「ポヒョラの娘」作品49
*シベリウス:交響曲第2番ニ長調
コリンズ/ロンドン交響楽団
47.■ECS582 英ECLIPSE
*シベリウス:幻想曲「ポヒョラの娘」作品49
*シベリウス:交響曲第2番ニ長調
コリンズ/ロンドン交響楽団
「ポヒョラの娘」は、なかなかの名演だ。
撓うようなフレーズの受け渡しと荒々しいまでの金管の咆哮、そしてシベリウス独特のやや湿った冷ややかさを持っている。
交響曲第2番はオーソドックスといえる。
大げさな表情付けは感じられないが、良く聴くと細かなアゴーギクが生き「ポヒョラの娘」で言えたようなことが当てはまる。ただし、第1楽章などもっと木管に詩情があると良いのだが…。
フィナーレの最後はティンパニを5ヶ所変更して、アクセントの効いたクライマックスを築いている。
(1991.11)
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