ヤッシャ・ホーレンシュタイン
(1898.5.6-1973.4.2 ロシア→アメリカ)

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52.HR-1528-VX 日本コロムビア株式会社 コロムビア1000シリーズ  ¥1,000
マーラー:歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
マーラー:歌曲集「さすらう若人の歌」
 B:ノーマン・フォスター
 ホーレンシュタイン/バンベルク交響楽団

75.AA-5054 東芝音楽工業株式会社 セラフィム名曲シリーズ  ¥1,000
マーラー:交響曲第4番ト長調
 Sp:マーガレット・プライス
 ホーレンシュタイン/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

83.VX35〜6 日本ビクター株式会社  ¥4,400
マーラー:交響曲第3番ニ短調
 コントラルト:ノーマ・プロクター
 ワンズワース・スクール少年聖歌隊、アムプロシアン合唱団
 ホーレンシュタイン/ロンドン交響楽団

    


83.■VX35〜6 日本ビクター株式会社  ¥4,400
マーラー:交響曲第3番ニ短調
 コントラルト:ノーマ・プロクター
 ワンズワース・スクール少年聖歌隊、アムプロシアン合唱団
 ホーレンシュタイン/ロンドン交響楽団

 曲をしっかり自分のものとしている感じの、中庸な演奏。つまり、マーラー独特の人間界の執着とか熱病など全く無いが、マーラー音楽のイヤミも減っているので悪い感じはしない。しかし、このての表現だと、終楽章あたりはやはり物足りない。響きの法悦が無いのだ。
 ホルンはおそらくタックウェルだろうか。これが聴けるのは愉しい。

(1992年6月)
 

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75.■AA-5054 東芝音楽工業株式会社 セラフィム名曲シリーズ  ¥1,000
マーラー:交響曲第4番ト長調
 Sp:マーガレット・プライス
 ホーレンシュタイン/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 実に真面目で“メゾフォルテ”な演奏。
 全てにおいて変化に乏しい。それでも、例えば第2楽章・345小節のホルンのクレッシェンドとか、第4楽章・48小節の2,3,4番ホルンのffなどハッとさせる部分があるが、よく見るとスコア通りである。
 プライスはまあまあ。

(1992年5月)

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52.■HR-1528-VX 日本コロムビア株式会社 コロムビア1000シリーズ  ¥1,000
マーラー:歌曲集「亡き子をしのぶ歌」
マーラー:歌曲集「さすらう若人の歌」
 B:ノーマン・フォスター
 ホーレンシュタイン/バンベルク交響楽団

 「亡き子」の第1曲のような室内学的書法の部分にはなかなか美しく訴えるような魅力があるが、第5曲や「若人」の第4曲の様なドラマティックな曲ではやや物足りない。もっと不健康なものが欲しい気がする。
 フォスターはまあ、水準以上。両者とも「亡き子」の方ができがよい。

(1991年12月)

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