ウィレム・メンゲルベルク
(1871.3.28-1951.3.22 オランダ)

…名演 …駄演 …奇演

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41.FCM-20 fontana 日本フォノグラム株式会社 1940年録音 ¥1,000
フランク:交響曲ニ短調
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 ウィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

50.FCM-21 fontana 日本フォノグラム株式会社 1939年9月11日ライヴ録音 ¥1,000
マーラー:交響曲第4番ト長調
 ウィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 Sp:ジョー・ヴィンセント

    

50.■FCM-21 fontana 日本フォノグラム株式会社 1939年9月11日ライヴ録音 ¥1,000
マーラー:交響曲第4番ト長調
 ウィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 Sp:ジョー・ヴィンセント

 そのルバートもアゴーギクも、自然なもののいろいろな息づかいだから、あちこちで蠢いている。この変わり身の早さよ!
 この演奏にこそ、心の故郷がある。

(1991年11月)

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41.■FCM-20 fontana 日本フォノグラム株式会社 1940年録音 ¥1,000
フランク:交響曲ニ短調
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
 ウィレム・メンゲルベルク/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

 男性的ダイナミズムと女性的甘美さを持つ名演。実にしなやかなテンポが、その両方の特徴を一層引き立たせる。最初からその響きの充実感に心惹かれるが、例えば第1楽章・49小節などピアノにもかからずメゾフォルテくらいで奏し、そのテーマの力強さを際立たせ、その後の54小節のヴァイオリンにはポルタメントまで使って優美さを際立たせる。そんな仕掛けがいっぱいで、またそれが決して表面的にならず心からの表現として聞こえるのが良い。
 第1楽章・157小節や279小節にはティンパニを追加している。

 「ドン・ファン」もフランクと同じことが言える。演奏にかける情熱が並大抵ではない!
 Nの後の4本のホルンによる主題の吹かせ方は、クセのあるリズムの取り方で、やや演歌っぽく耳につくが、僕はイヤではないな。

(1991年10月)

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