ピエール・モントゥー
(1875.4.4-1964.7.1 フランス→アメリカ)

…名演 …駄演 …奇演

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53.GT-2013-14 キングレコード株式会社 2枚組¥2,000
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシカ」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
 ピエール・モントゥー/パリ音楽院管弦楽団 

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
 ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団 

    

53.■GT-2013-14 キングレコード株式会社 2枚組¥2,000
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシカ」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
 ピエール・モントゥー/パリ音楽院管弦楽団 

 劇的なものや熱狂的なところはないが、実にセンスがよく純音楽的であり、パリ管の音色がそれに輪をかけているのが「春の祭典」。
 そのモントゥー/パリ管の特徴がさらに生きているのが「ペトルーシカ」だ。ストラヴィンスキーの激しいリスムとパリ管の洒落、それにモントゥーの詩情がそれぞれ素敵。
 「ペトルーシカ」の良さをさらに磨き、劇的なものまで加味された名演が「火の鳥」だ。

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
 ピエール・モントゥー/ロンドン交響楽団 

 キリッと引締った造型のなかに、豊かな味わいを含ませた名演。オーボエ、クラリネット、ファゴットなどのソロにおける自在なルバートが洒落ているし、ここぞというところのフォルティッシモでは、ホルン、トロンボーンが凄みをきかせる。おそらくホルンはタックウェルじゃないかな?

(1991年12月)

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