ウィリアム・スタインバーグ
(1899.8.1-1978.5.16 ドイツ→アメリカ)

…名演 …駄演 …奇演

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25.GT-1001 Command キングレコード株式会社 世界の名曲1000シリーズ
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調
 ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団

    


25.■GT-1001 Command キングレコード株式会社 世界の名曲1000シリーズ
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調

 ウィリアム・スタインバーグ/ピッツバーグ交響楽団

 5番は第1・4楽章の繰り返しをやっている。第1楽章の再現部でファゴットにホルンを重ねる。
 テンポは速めで、個性的解釈はほとんど認められない。
 一箇所、第3楽章の最後、フィナーレに入る前の324小節のティンパニが始まるところでほんの少しのリタルダントとクレッシェンドをかけて、pppを生かしているところが印象に残った。あとは全く普通。オケの音色も無個性。

 6番。
 第1楽章は速いテンポでさっさと終わる。151小節からのパターンのコントラバスが良く響く。
 第2楽章も凡演。もっと何か感じないのかなあ? 40小節と112小節のヴァイオリンのトリルの終わりにターンをつけている。
 第3楽章もごく普通。オーボエのニュアンスが少し光っているかな。
 第4楽章との間が少し開く。この嵐は全くダメ。ノッペラボー。
 第5楽章・99小節からの2nd.ヴァイオリン及び1st.ヴァイオリンはスコア通り。そしてやっぱり凡演。
 木管の処理が下手。フルートが死んでる!

(1991年9月)

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