レオポルド・ストコフスキー
(1882.4.18-1977.9.13 イギリス→アメリカ)

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70.CA-5073 セラフィム名曲シリーズ ¥1,000
シェーンベルク:浄夜 作品4
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 ストコフスキー/彼の交響楽団

46.MS1029-EV 日本コロムビア ¥1,000
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
 ストコフスキー/ニューヨークスタジアム交響楽団

    


70.■CA-5073
シェーンベルク:浄夜 作品4
バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
 ストコフスキー/彼の交響楽団

 「浄夜」は他の演奏をほとんど聴いたことが無いが、かなり表情が強調されたロマン派風演奏ではないだろうか? しかしその強調は、表現の幅の広さとして感じられ不自然なストコフスキー節ではないので、この曲を理解し愉しむのに適当と思える。強いて言えば、もっと粘着力のある音も欲しいし、前半の鬱とした雰囲気の部分が今一ノーテンキ。

 バルトークは、こういう曲ですよと、如何にも分かり易く解説しているようなストコフスキー的演奏。ゆえにやや生ぬるい感じ。内声の厚みに乏しく迫力も今一つだ。

(1992.5)

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46.■MS1029-EV
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
 ストコフスキー/ニューヨークスタジアム交響楽団

 ストコフスキーとしてはあまりに普通の演奏。
 テンポの取り方から強弱まで、他の指揮者の演奏だとしても平凡。スッキリしっかりまとまりが良すぎる。そのとどめがフィナーレだ。冒頭こそ余計なアッチェレランドが無くて良いが、コーダは2分音符=1拍のとり方で、そのまま速く終わってしまうが、これだとその迫力に感動するヒマも無い。

(1991.11)

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