*レコード番号をクリックして下さい。
22.■SOCL116〜7 CBSソニー株式会社 ¥4,000
*マーラー:交響曲第6番イ短調
セル/クリーヴランド管弦楽団
32.■SONS-30195-6 CBSソニー株式会社 ¥3,000
*ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調
セル/クリーヴランド管弦楽団
*ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調
ワルター/コロンビア交響楽団
90.■SOCL57 CBSソニー株式会社 ¥2,200
*コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲
*プロコフィエフ:「キージェ中尉」
セル/クリーヴランド管弦楽団
108.■SOCL37 CBSソニー株式会社 ¥2,200
*モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525「アイネクライネナハトムジーク」
*モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320「ポスト・ホルン」
セル/クリーヴランド管弦楽団
112.■SOCL1014 CBSソニー株式会社
ニーベルングの指環 名演集
*ワーグナー:「ラインの黄金」〜ワルハラ城ヘの神々の入場
「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
〜魔の炎の音楽
「ジークフリート」〜森のささやき
「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインの旅
〜ジークフリートの葬送行進曲と終曲
セル/クリーヴランド管弦楽団
112.■SOCL1014 CBSソニー株式会社
ニーベルングの指環 名演集
*ワーグナー:「ラインの黄金」〜ワルハラ城ヘの神々の入場
「ワルキューレ」〜ワルキューレの騎行
〜魔の炎の音楽
「ジークフリート」〜森のささやき
「神々の黄昏」〜夜明けとジークフリートのラインの旅
〜ジークフリートの葬送行進曲と終曲
セル/クリーヴランド管弦楽団
各楽器がクッキリと生き、全くもたつきのないリズムがワーグナーの音楽のドロドロを洗い流す。そして、そのセルのよさが前面に出て、モーツァルトやベートーヴェンの交響曲の時に見せる二流臭さがマスキングされた感じなのが、「ラインの黄金」と「ワルキューレ」だ。
「ジークフリート」は森のささやきというよりも“楽器のおしゃべり”という感じ。
「ラインの黄金」と「ワルキューレ」では不満にならなかったようなドラマ性が、「神々の黄昏」では物足りなく聞える。
録音はよい。
(1996年9月)
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108.■SOCL37 CBSソニー株式会社 ¥2,200
*モーツァルト:セレナード第13番ト長調K.525「アイネクライネナハトムジーク」
*モーツァルト:セレナード第9番ニ長調K.320「ポスト・ホルン」
セル/クリーヴランド管弦楽団
よいテンポで歯切れよく、スッキリ健康的に明るくやったアイネクライネは第2楽章にやや物足りなさを残すのは仕方ないとして、終楽章も今一つなのが惜しい。“アソビ”が足りないのだ。
ポスト・ホルンは名演。クリーヴランドは管が入って弦も生きてくる感じ。オーボエがとってもチャーミング!
特に第1,6,7楽章はイイ! 愉しい!! 第1楽章は立派で愉しい。第6楽章は遅めのテンポで愉しい。フィナーレはくっきり愉しい。
第3楽章の終り部分にコツコツという雑音がある。
(1996年9月)
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90.■SOCL57 CBSソニー株式会社 ¥2,200
*コダーイ:「ハーリ・ヤーノシュ」組曲
*プロコフィエフ:「キージェ中尉」
セル/クリーヴランド管弦楽団
どちらも精緻なクリーヴランド管弦楽団の威力を十分発揮した名演だが、プロコフィエフの方がしっくり来て、セルらしい愉しさが多い。セルらしくない“抒情”まで表出する。
ハーリ・ヤーノシュでは、デフォルメも欲しい。
(1992年11月)
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32.■SONS-30195-6 CBSソニー ¥3,000
*ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調
セル/クリーヴランド管弦楽団
豊かな音楽性の中に、金管や低弦の鋭い抉りが効いている名演だが、そのアゴーギクが、どうも心から湧いてくるというより、頭で考えてみんなでこうしようと決めてやってるとが分かってしまうことに好感が持てない。
例えば第2楽章・32小節からのアッチェレランドとその後の2/4のリタルダントや、フィナーレ・238小節のチェロのリタルダントなど、効果的ではあるがどこか理性的すぎる。フィナーレ・90小節からのアッチェレランドなどに至っては、定規で線を引いたようだ。
フォルティッシモでも音が濁ることもなく、充分に愉しいが今一つ心の奥までは届かない名演。
第1楽章・382小節のヴァイオリンはリズムを1回目と同じにやっている。413小節のトランペットはsfpからクレッシェンドしている。
スケルツォ・89小節の頭にもfzをつけている。
フィナーレは227小節のa tempoを遅くしている。
(1991年10月)
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22.■SOCL116〜7
*マーラー:交響曲第6番イ短調
セル/クリーヴランド管弦楽団
端正な演奏。各声部が余裕をもって鳴り、且つ無意味にならないところは流石だ。しかし、マーラーはそれだけではつまらない。美しさにしても、恐ろしさにしても『この世から見た、この世のものとも思えないもの』が表出されねばダメでしょう。その辺りが中途半端かな。
第2楽章・64の、娼婦が媚を売りながら迫るようなところも全く変化無しだ。君子危うきに近寄らずってか。
(1992.2)
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