アンドレ・ヴァンデルノート
(1927-19?.?.? ベルギー)

…名演 …駄演 …奇演

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93.AA-5090 セラフィム名曲シリーズ 東芝音楽工業株式会社 ¥1,200
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
 メニューイン/バース音楽祭室内管弦楽団 Vn.:メニューイン
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
 ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団 Vn.:フェラス

129.AA-93037B 東芝EMI株式会社 ¥3,300
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466
       :ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
       :ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K503
       :ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K595
 ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団 Pf:ハイドシェック

    


129.
■AA-93037B 東芝EMI株式会社 ¥3,300
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466
       :ピアノ協奏曲第23番イ長調 K488
       :ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K503
       :ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K595
 ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団 Pf:ハイドシェック

 小節内のテンポルバートは独特のリズムを生み、自在な強弱に細心のピアニッシモが響き、その音色は和音の絶妙なバランスで虹色に変化する。スピッカートの様なタッチは、ガラス細工のようなデリケートさだ。
 これらの良さを理屈抜きで愉しめるのがK488のフィナーレだ。モーツァルトの魂が豪華絢爛な宮殿とその庭のお花畑を所狭しと駆け巡る。タメイキもの…。

 K466のフィナーレもかなり良い。

 K503は曲が今一つだ。それでもフィナーレはオケ、ピアノとも乗ってきていい感じ。この曲ではフルートがオンマイクの感じで下品なのが玉に瑕。

 ヴァンデルノートの指揮はK595が平凡且つ閃きに乏しい。K488の第1楽章も今一つ。他は、ハイドシェックに見事につけている。そしてそのセンスも抜群。

 それにしても、K595のロンドはなんて果無い美しさだろう。全体的に、このLPよりもマスターは明らかにクリアな音だろうな。こもった感じが取れれば、ハイドシェックのニュアンス豊かなデリケートな音彩をもっともっと愉しめそう。

(1997年9月)

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93.
■AA-5090 セラフィム名曲シリーズ 東芝音楽工業株式会社 ¥1,200
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218
 ヴァンデルノート/パリ音楽院管弦楽団 Vn.:フェラス

 パリ管のオーボエの音色以外、ほとんど聴くところがない。フェラスの音色は耳に刺さるしセンスがない。

(1993年3月)

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