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144.■AA-9682C 東芝EMI株式会社 ¥6,000
*J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
Vn:ヨゼフ・スーク
144.■AA-9682C 東芝EMI株式会社 ¥6,000
*J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
Vn:ヨゼフ・スーク
僕がバッハに感動した最初の曲で、最初の演奏がこのLPだったっけ。
今、久々に聴きなおしても、充分感動的。
スークの音色は、汚い音は出さないけど美音にはしらず、刺激音は出さないけど甘くもないという理想的音色だ。そして、感情移入タップリだが激情にならず、諦観を感じさせるがニヒルにはならない。
ソナタ第1番やパルティータ第2番が魅力的なのは相変わらずだが、今回はソナタ第3番の脱力した自然体の美しさに心惹かれた。ただ、この曲に関して、さらに何気なく弾いてくれたらなという感覚が残った。アダージョとフーガ、その後に続くラルゴは、喋りだすように始まりステキ。
パルティータ第3番におけるスークの演奏には深い慰めがある。