ワルター・ジュスキント
(1918-1980)

…名演 …駄演 …奇演

*レコード番号をクリックして下さい。

157.SOCM-89 CBS/SONY INC.
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
 ジュスキント/CBC交響楽団 Pf:グールド

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
 ゴルッシュマン/コロンビア交響楽団 Pf:グールド

    


157.
■SOCM-89 CBS/SONY INC.
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K491
 ジュスキント/CBC交響楽団 Pf:グールド

 木管がクッキリ明瞭に生かされた演奏(録音)による伴奏が、モーツァルトの最大の魅力である楽器の対話をタップリ愉しませてくれる。ソロピアノもごく自然にそこに参加している。あまりシンフォニックになりすぎないところも良い。
 グールドは隠れたフレーズの強調や*複音奏法もあるが、まあ普通。自作のカデンツァは素晴らしい。

*複音奏法・・・鍵盤を深く押さえないで弾くとポンではなくポロンと鳴る。1度の打鍵でハンマーが2度弦を叩くからだ。グールドはこれを多用することが多い。本当の名前は知らないので、取りあえずこう呼ぶことにする。

(2004年12月6日)

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