グレン・グールド
(19??-19?? カナダ)

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157.SOCM-89 CBS/SONY INC.
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
 
ジュスキント/CBS交響楽団
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15
 
ゴルッシュマン/コロンビア交響楽団

134.SOCL1117 CBS/SONY 
モーツァルト:ソナタ第11番イ長調K331「トルコ行進曲付き」、ソナタ第9番ニ長調K311、ソナタ第2番へ長調K280、ソナタ第8番イ短調K310、幻想曲ニ短調K397
 Pf:グレン・グールド


    


134.SOCL1117 CBS/SONY 
モーツァルト:ソナタ第11番イ長調K331「トルコ行進曲付き」、ソナタ第9番ニ長調K311、ソナタ第2番へ長調K280、ソナタ第8番イ短調K310、幻想曲ニ短調K397

 え!?こんなに遅かったっけ。と、始まるK331。全編ふざけているようで大まじめ。ロンドのトルコ風主題がディミヌエンドされるときに漂う哀愁がその証拠だ。

 K311は、特に第2楽章が如何にもモーツァルトらしいとりとめのない会話のようでとれる。

 K280の第1楽章はそれほど面白くない。う〜ん、他も今一つだ。おふざけのモーツァルトが結構良い子になっている。

 K310は速い。この第1楽章は曲自らに語らせるような凄さがある。続く楽章にも、確かにモーツァルトが存在する。

 K397は困った演奏だ。
 勿論今まで通りグールド流を貫いているのだが、曲の真面目さにあっている部分とグールドの個性的奏法がパロディに聞える部分があるのだ。しかし、バッハ的小宇宙を感じさせ、慣れてくると病みつきになりそう。

(1998.3)

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